このブログでは、トビリシで始めたレコード収集の記録も残しています。今回はその記念すべき第一歩の話です。
異国の部屋に響く針の音。トビリシで始めた、私のレコード生活
いまの家に引っ越す前、私の住まいのすぐ近くに『Retromania』というレコードショップがあった。
「せっかくの海外生活だし、大好きなレコードを部屋でも聴きたい」
そんな思いがずっと頭の片隅にあった。だけど、かつてワーキングホリデーで1年間暮らしたカナダでは、どうしてもプレイヤーを買ってまでレコードを聴く一歩が踏み出せなかった。(このカナダでの話は、また後日ゆっくり書こうと思う。)
でも、ここトビリシの空気感が、私の背中をそっと押してくれたのかもしれない。

『Retromania』に飛び込んで、思い切って購入
その日、私は『Retromania』に飛び込み、Guns N’ Rosesの『Appetite for Destruction』を1枚、そしてお店で一番安くて手軽なポータブルプレイヤーを1台、思い切って一緒に購入した。
さらにその足で、近くにある『Fabrika(ファブリカ)』というカルチャー複合施設へ。その中にあるもう一軒のレコードショップにも立ち寄り、今度はChet Bakerの『I get chet』を掘り当てた。

チープな音でも、胸の高鳴りは格別だった
部屋に戻り、さっそく小さなプレイヤーに針を落としてみる。
正直に言えば、お世辞にも「いい音」とは言えないかもしれない。チープで、少しこもったような音がスピーカーから流れてくる。
だけど、その瞬間の胸の高鳴りは格別だった。ガンズの荒々しいギターリフと、チェット・ベーカーの甘く切ないトランペットの音色が、トビリシの部屋に溶けていく。
「いま、私は異国の地で、大好きなレコードを聴いている」
その事実だけで、たまらなく愛おしくて、最高に嬉しい気持ちになった。
これから育てていく、私の音楽生活の第1章
この小さなプレイヤーが、私のトビリシでの音楽生活の記念すべき第1章。ここから少しずつ、アンプやスピーカーなんかを買い足して、音響系をパワーアップさせていくのが今の密かな楽しみだ。
私の部屋の音楽は、これからもっといい音になっていく。
トビリシの部屋に最初に迎え入れた、記念すべき2枚
Guns N’ Roses / Appetite for Destruction [Analog]
welcome to the jungleのイントロはやはり鳥肌もの。
Chet Baker / I Get Chet [Analog]
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最初に迎え入れたこの2枚は、今でもお気に入り。



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