このブログでは、トビリシでの何気ない友人との時間も記録しています。今回はそんな穏やかな休日の話です。
髪を切り、タルトを囲み、少し深い話をした日
気がつけば、すっかり夏が始まろうとしている。そんな季節の変わり目に、ずっと伸びっぱなしだった髪を切りに行った。
友人の職人としての顔に、驚かされる
向かったのは、友人が営む美容室だ。実は、彼に髪を切ってもらうのは今回が初めてだった。友達としての彼はよく知っているが、職人としての姿を見るのはどこか新鮮で、少しの緊張とそれ以上のワクワクを胸に席に座る。
「こんな感じのパーマとカットで」――そんなアバウトすぎるオーダーだったが、仕上がりを見て圧倒された。好みを完璧に汲み取ってくれていて、シルエットも絶妙。初めてとは思えないくらい、自分でも驚くほどしっくりきている。「めちゃくちゃセンスあるな」。身近な友人のプロとしての凄さに刺激をもらいつつ、鏡の中に映るさっぱりとした新しい自分を見ていると、それだけで「いい休日になりそうだ」という予感が胸に満ちていく。

公園で乾杯、主役はタルト
髪を切り終えた後、美容室の友人と、そしてまた別の友人と合流して、近くの公園へ向かった。デカめのスーパーで買ったお酒をプシュッと開けて、乾杯する。冷たいアルコールが喉を潤す。そして、この日の小さな主役として広げたのが、買ってきたタルトだった。
お酒のほろ苦さや酸味に、タルトのザクザクとした香ばしい生地と濃厚な甘みが、驚くほどよく合う。外の風を感じながら、青空の下でつまむ甘いものは、店で食べるそれよりもずっと贅沢に感じられた。
夕暮れとともに、言葉の温度が変わっていく

最初は「最近どう?」といった、よくある近況報告から始まった。だが、夕暮れの心地いい風が吹き、お酒が少しずつ回っていくにつれて、言葉の温度が変わっていく。
これからの生き方のこと。仕事のこと。自分たちが本当に大切にしたいもののこと。普段のせわしない日常では、照れくさくて心の奥にしまってしまうような「少し深い話」が、不思議とすんなり溢れ出てきた。お互いの話を否定せず、ただ耳を傾け、静かに共感する。そんな時間が、とても愛おしかった。
豪華なディナーに行くわけでも、特別なイベントがあるわけでもない。それでも、信頼できる仲間に髪を整えてもらい、お酒を飲みながらタルトを囲んで、未来の話をする。そんな日常の延長線上にある時間が、一番心を豊かにしてくれる気がする。たっぷりエネルギーをチャージできた、最高の休日だった。
おまけ、外で飲むお酒のお供に
外で食べるスイーツは、なぜあんなに美味しいのだろう。おつまみとしても、タルトのフルーツの酸味や濃厚さは最高に合う。外で食べるスイーツは格別。集まりのお供にはこちらがおすすめ。



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