余ったスルグニチーズで作る、ジョージアの沼料理「ソコ・スルグニ」

Essay

このブログでは、トビリシでの自炊レシピも紹介しています。今回は、余っていたスルグニチーズを使い切る、ズボラなのに贅沢な一品の話です。

余ったスルグニチーズを、一気に消費したい

家にスルグニチーズがたくさん余っていた。

この旨味と塩気が詰まったチーズを一気に消費すべく、お馴染みのCarrefourへショッピングに出かけた。

マッシュルーム

買ってきたマッシュルームは、500gも入って6.8ラリ(約370円)。パックの中にゴロゴロと大ぶりのマッシュルームが詰まっていて、この量とコスパには毎回ありがたさを感じる。

大量のチーズを消費できて、簡単で、文句なしに旨いキノコ料理と言ったら、もうこれ一択だ。

今回作るのは、ジョージアの伝統料理「ソコ・スルグニ(Soko Sulguni)」。「ソコ」がキノコ、「スルグニ」がジョージアの伸びるチーズを意味する。

外食先のレストランで見かけると必ず頼んでしまうほど大好きな料理だが、家で作るとチーズの量を際限なく増やせるのが自炊ならではの贅沢だ。

オーブンなし。フライパンひとつで作る

本場では、オーブンで香ばしく焼き上げるのが一般的らしいが、我が家ではフライパンひとつで作る。

マッシュルームwith チーズ

フライパンに油を少しだけひき、いしづき・軸を取ったマッシュルームを並べる。傘のくぼみに、スルグニチーズを贅沢に突っ込む。

自炊だからこそできる、惜しみないチーズの挟み込み。ここでのポイントは、くり抜いた「マッシュルームの軸」も捨てずに細かく刻み、そのまま一緒にフライパンへ投入することだ。軸から出る出汁も余すことなく味わい尽くしたい派である。

あとは蓋をして、チーズがいい感じに溶けるのを待つだけ。

噛んだ瞬間に溢れ出す、狂おしいほどのジューシーさ

蓋を開けると、熱気とともにチーズとキノコの濃厚な香りが立ち上る。

簡単な料理なのに、一口噛んだ瞬間に広がるマッシュルームのジューシーさがこれでもかってくらい感じられる。溢れ出すキノコのエキスと、とろけるスルグニチーズの強い塩気が混ざり合って、口の中が旨味の爆発状態になる。

何回作っても飽きないし、これだけでワインやビールがいくらでも進んでしまう。まさに悪魔的な旨さだ。

翌日の楽しみ、「チーズとキノコ出汁の湖」で作る濃厚パスタ

そして、この料理にはもうひとつのクライマックスがある。

これだけの量のチーズを使うと、食べ終わった後の底に、溶けたチーズとマッシュルームから出た出汁が合体した「濃厚な湖」が完成するのだ。

これをそのまま洗ってしまうなんて、あまりにも勿体ない。

翌日、茹で上がったパスタをそのままこの湖に投入する。そこにトマトソース等を軽く合わせるだけで、驚くほどコクのある濃厚キノコトマトパスタに生まれ変わる。

1度で2度おいしい、マッシュルーム×スルグニの組み合わせ。冷蔵庫にチーズが眠っている人は、ぜひ試してみてほしい。

卓上で熱々を楽しみたいなら、ホットプレートが正解?

今回はフライパンでサクッと作ったけれど、正直「テーブルで熱々のまま突っつきながら飲みたい……」とも思う。

そこで気になっているのが、BRUNO(ブルーノ)のコンパクトホットプレートだ。

これがあればキッチンに立ちっぱなしにならず、テーブルに座ったままマッシュルームにチーズを投入し、トロトロに溶けるのを目の前で眺めながらワインが飲める。サイズ感も大きすぎず、自炊の家飲みを格上げするには絶妙なアイテムだ。

たこ焼きプレートや平プレートも付いているから、チーズを溶かすだけじゃなく日常使いもしやすい。

「キッチンで作るのが面倒」「卓上でできたてをツマミにしたい」という人は、ぜひチェックしてみてほしい。

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