『トゥモロー・ウォー』は単なるSFアクションじゃなかった。「家族」を考えさせられた話

トビリシの虹 Culture

このブログでは、映画を観て感じたことも記録として残しています。今回は、派手なSFアクションのはずが、思いがけず「家族」について考えさせられた話です。

久々にグッときたので、忘れないうちに

映画を観て久々にグッときたので、忘れないうちにこのブログに残しておこうと思う。

今回観たのは、大好きなクリス・プラットが主演を務めるSFアクション映画『トゥモロー・ウォー』だ。

30年後の未来と、現実の地続き感

物語は、「30年後の未来からやってきたタイムトラベラーに、人類がエイリアンに滅ぼされかけているから助けてほしいと頼まれる」という、かなりド直球な設定からスタートする。

昔なら「いかにもSF映画らしい設定だな」と一蹴して気楽に楽しんでいたかもしれない。でも、テクノロジーが急激に進化し、日々のニュースでも信じられないような出来事が次々と起こるこのご時世。こういう設定は、完全な嘘とも言い切れないんじゃないかと思ってしまう。

国家レベルで一般市民が絶対に知ることのできない隠し事なんて、山ほどあるはずだ。もしかしたら「実はもうエイリアンをすでに見つけている」というような事実が裏で隠されているかもしれない。そんな妄想すら膨らんでしまう。そう考えると、単なるエンタメとして冗談半分では観られない、どこか不気味なリアリティを感じてしまう時代になってきた気がする。

飽きさせないアクションと、胸に刺さる「家族」のテーマ

映画自体はとにかく派手なアクションがノンストップで続いて、最後まで全く飽きが来ない上質な作品だ。クリス・プラットの存在感も抜群で、映像の迫力だけで一気に引き込まれる。

ただ、個人的に今回一番心を持っていかれたのは、激しい戦闘シーンの裏側にあった「家族」の描き方だった。

ストーリーが進むにつれて見えてくるのは、単なる地球防衛の戦いではなく、大切な存在を守るための泥臭いドラマだ。主人公が背負うもの、そして娘との関係性など、SFの枠を超えた深いテーマが根底に流れている。

独身の自分が、未来の「父親・夫」としての生き方を考えた

私は今現在、結婚もしていないし、子供もいない。結婚願望すらない。だけど、もし将来自分にも守るべき家族ができた時、父親として、夫としてどう立ち回ることが正解なんだろう。そんなことを、主人公の葛藤に感情移入しながら考えてしまった。

「家族を守る」と言葉で言うのは簡単だけれど、実際にその立場になった時、自分は正解の選択ができるのだろうか。大切な人のために何を優先し、どう行動するべきなのか。そんな問いを突きつけられた気がした。

ド派手なSFアクションでスカッとしようと思って観始めたのに、観終わる頃には少し目頭が熱くなっている自分がいた。異国の部屋でひとり観ていたのもあってか、余計に胸に染みたのかもしれない。久々に心揺さぶられる、いい時間を過ごせたと思う。

トゥモロー・ウォー

コメント

タイトルとURLをコピーしました