8ラリだと思ったら16ラリだった。ジョージアのスーパーで学んだ値札トラップ

トビリシの夜の公園 Essay

このブログでは、トビリシでの日々の買い物にまつわる小さなハプニングも記録しています。今回は、値札トラップにまんまと引っかかってしまった話です。

まさかの倍額、レシートを見て気づいた驚愕

海外のスーパーマーケットで買い物をしていると、時々「小さな罠」に遭遇することがある。

今日、Carrefour(カルフール)でパスタソースを選んでいた時のことだ。「お、このオーガニックのトマトソース、8ラリ(約450円)か。手頃だしこれにしよう」。そう思ってカゴに入れ、セルフレジでサクッと会計を済ませて帰宅した。

家に着き、何気なくレシートを見返していた時に驚愕の事実が発覚する。16ラリ(約900円)。なんと想定の倍だった。思わず心の中で「いや高っ!」とツッコミを入れてしまった。

棚の値札の位置がずれていたのか、それとも自分の見間違いだったのか。海外のスーパーでは本当によくある「値札トラップ」だが、レシートを見て後から気づいた時のあの何とも言えない敗北感は、なかなかのものだった。

ジョージアの「パスタソース高い問題」

カルフールのパスタソース棚

それにしても、ジョージアという国はローカルの野菜やパン、ワインなどが驚くほど安く手に入る一方で、輸入物の洋食品やパスタソースは意外と高い。

以前暮らしていたバンクーバーなどと比べても、体感としてジョージアのパスタソースはかなり強気な価格設定に感じられる。だからこそ普段は購入を少し躊躇ってしまうのだが、今回は図らずも「高級パスタソース」を手に入れてしまったことになる。

まあ、買ってしまったものは仕方ない。せっかくなので、今日のランチでそのまま食べてみることにした。

16ラリのソースと、Carrefourのフジッリ

16gelのオーガニックソース

今回図らずも購入していたのは、「Mr. Organic」のローストガーリック味だった。

これに合わせたのは、ちょうど最近Carrefourで購入しておいたフジッリ。くるくると渦を巻いたショートパスタは、ソースがよく絡む。

茹で上がったフジッリに温めたソースを絡め、お皿に盛り付ける。少し贅沢にバジルまで振りかけてみたところ、見た目はなかなか良い仕上がりになった。

食べてみると、普通に美味い。ローストされたニンニクの風味がしっかり効いていて、フジッリとの相性も申し分ない。とはいえ、「うわ、これ何、めちゃくちゃ美味い!」と感動して膝を打つほどかと言われると、正直そこまでではない。「うん、まあ高いだけあってちゃんと美味しいね」という、堅実なクオリティといったところだった。

16gelのソースを使ったフジッリパスタ

冷静に計算してみたら、案外アリかもしれない

ただ、食べながら冷静に計算してみた。

この手の瓶詰パスタソースは、1人分なら大体1瓶で3回分ほど使える。16ラリを3で割ると、1食あたりのソース代は約5.3ラリ。パスタ代やバジルなどを合わせても、1食6〜7ラリ(約300〜400円)程度に収まる計算になる。

今のジョージアで外食をしようとすれば、ちょっとしたカフェでも20〜30ラリはあっという間に飛んでいく。そう考えると、外食に比べて自炊はやはり圧倒的に安く、このクオリティのパスタを3回楽しめるのなら、16ラリというのも「まあ、悪くないのかもしれない」と思えてきた。

レシートを見て一瞬ショックを受けたものの、結果的には海外生活らしい小さなアクシデントと、そこそこの贅沢ランチを楽しめた一日になった。次からはセルフレジを通す前に、画面の金額をきちんと確認しようと思う。

おまけ、「家にタバスコがない」という絶望を防ぐために

今回の件で痛感したのは、どれだけお洒落なパスタソースを買ってきても、「タバスコをかけたい時に家にない」という事態はかなりの絶望を生むということだ。

パスタはもちろん、ピザやトースト、味がぼやけてしまった料理の救世主として、やはり冷蔵庫には1本常備しておきたい。

パスタや辛いものが好きな人は、スーパーでちまちま小さいサイズを買うより、Amazonで大きめサイズ(あるいはまとめ買い)をストックしておくことを心からおすすめしたい。あの「タバスコが足りない……」という切なさは、もう二度と味わいたくない。皆さんにも、できれば味わってほしくない。

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