このブログでは、トビリシで見つけたお気に入りのお店も紹介しています。今回はふらっと立ち寄った一軒の話です。
トビリシで出会った、隠れ家レコードバー
ジョージアに来てから、驚かされることの連続だった。中でも「これは深い」と痛感させられたのが、お酒と音楽のカルチャーだ。
先日、トビリシの街を歩いていたとき、ふと足が止まる場所に出くわした。看板は控えめで、どこか隠れ家じみた佇まい。気になって階段を下りてみると、そこにあったのが「Pluto’s Record」というレコードバーだった。

一歩入るだけで空気が変わる
店内に足を踏み入れた瞬間、外とは明らかに違う空気を感じる。少しアングラで、照明は薄暗め。それでいて不思議と落ち着ける、mellow(メロウ)な時間が流れている空間だった。
壁一面にずらりと並んだレコードの数々。聞いた話では、客が自分で選んだ一枚を店主にかけてもらえることもあるらしい。もちろんタイミング次第だが、それすらも良い味を出している。音楽好きにはたまらない、ちょっとした贅沢を味わえる場所だと感じた。
こういう店は、Googleマップで検索して簡単に辿り着けるような場所ではない。地図には出てこない情報を、自分の足で見つける過程そのものが面白い。トビリシという街は、看板を出さない店や口コミだけで回っている店がまだまだ多く、探す楽しみが残っている街だと思う。
アンバーワインと音に身を委ねる夜
ジョージア名物のアンバーワインやCha Chaを片手に、好きな音楽に身を委ねる時間。正直、日本ではあまり味わったことのない感覚で、トビリシの夜の奥深さに完全にやられてしまった。
ジョージアは世界最古のワイン発祥の地と言われている。8000年以上前から続くとされるクヴェヴリ製法で造られるオレンジワイン(アンバーワイン)は独特の渋みと深みがあり、初めて飲んだときは衝撃を受けた。そんな土地の酒と、70〜90年代のレコードから流れる音楽が、なぜか違和感なく重なり合う。異文化の掛け合わせなのに、妙にしっくりくる感覚があった。
家でレコードをディグるのも好きだが、こうして街に出て、ローカルな空気をそのまま五感で受け取るのも、ジョージア生活ならではの楽しみのひとつだ。
まとめ
これからも、トビリシで見つけたお気に入りの場所や、音の良い空間を少しずつ紹介していきたい。
音楽とお酒、その両方をこよなく愛す人がトビリシを訪れるなら、Vera地区にある「Pluto’s Record」は間違いなく外せないスポットだと言い切れる。



コメント