このブログでは、トビリシのスーパーでの掘り出し物探しも記録しています。今回は、普段は素通りする棚で見つけた、驚きの激安セットの話です。
普段行かない棚に、宝は眠っている
いつも通りのCarrefourでの買い物。普段なら必要なものをカゴに入れてサクッと済ませてしまうけれど、この日はなんとなく「ちょっと普段は見ない棚も覗いてみようかな」という気分になった。
店内を当てもなく物色していたところ、お酒コーナーの片隅で目が留まった。見たこともないデザインの缶ビール2本とサラミがセットになった、まさに「せんべろセット」のようなパッケージがセール価格で並んでいたのだ。
「せんべろ」の「千」にすら届かない衝撃

値段を確認して思わず二度見した。なんと約8GEL。
日本円で千円(約16〜17GEL)も出せば、このセットが余裕で2つも買えてしまう計算になる。つまり千円で「ロング缶ビール4本+サラミ2パック」という怒涛のせんべろ晩酌セットが完成するのだ。「せんべろ」と言いつつ、千円の「千」にすらまったく届いていない爆安っぷりである。
しかもジョージアはおもしろいことに、ビールの主流が500mlのロング缶だ。日本のスーパーでよく見る350ml缶もあるのかもしれないけれど、少なくとも私はこちらで生活していてまだ一度も見かけたことがない。
ただでさえデカいロング缶が2本入っていて、さらにおつまみのサラミまでついてこの価格。こんなもの、買わない理由を探す方が難しい。即決でカゴに入れた。
辛抱強く冷やして、いざ実飲
帰宅してすぐにでも開けたい衝動に駆られたが、せっかくなら最高の状態で味わいたい。ぬるいビールで台無しにするのは勿体なさすぎるので、冷蔵庫に入れて辛抱強く冷えるのを待つことにした。
しっかり冷えたところで缶をあけ、いざ飲んでみる。
「……全然美味しい。なんでこんなに安いのかわからないくらい」
安売りセットにありがちな雑味もなく、普通に喉越しもよくてクオリティが高い。思わず「勝った」と心の中でガッツポーズをした、いや声に出ていたかもしれない。この感動を何かに例えるなら、ブックオフの棚の奥でずっと探していたセットコミックを奇跡的な格安価格で見つけた時のような、あのじわじわ込み上げてくる嬉しさにすごく近い。
サラミも文句なしの満点
セットになっていたサラミ(Kabanos)の方も食べてみたが、こちらも完全に好きな味だった。もともと大のサラミ好きなのだが、噛むほどにぎゅっと凝縮された肉の旨味と塩気が溢れてきて、冷えたビールとの相性が抜群すぎる。ビール、サラミ、ビールの無限ループが止まらない。
ちょっと気分を変えて普段行かない棚を物色しただけで、こんなに満たされた晩酌タイムが手に入るとは思わなかった。やっぱり海外スーパーの掘り出し物探しは、やめられない楽しさがある。
検索の旅で見つけた、まさかの懐かしさ
気になって「あのサラミ、日本でも買えるのかな?」とAmazonで同じものを探してみたのだが、残念ながらまったく同じ商品は見つからなかった。
ただ、検索の旅の途中で、思わぬ「宝物」と再会をしてしまうことになる。それが、子どもの頃に親がよく買ってくれていた、超・懐かしのサラミソーセージだった。
ちょっとノスタルジックな気分で晩酌をしたい人にぜひおすすめしたい。



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