6ラリで見つけた、わが家の「神」パスタソース。16ラリとの差はあるのか

トビリシの夜道 Essay

このブログでは、トビリシのスーパーでの掘り出し物探しも記録しています。今回は、たった6ラリで出会った、まさかの神パスタソースの話です。

外れた棚にひっそり佇んでいた、大当たりソース

Carrefourで見つけた、6ラリ(約330円)のパスタソース「like a chef」のアラビアータ。これが、予想を遥かに超える大当たりだった。

安価なパスタソース

実はこれ、いつもチェックしているメインのパスタソースコーナーではなく、少し外れた棚にひっそりと置かれていたものだ。これまで存在すら気づかず完全にスルーしていたのだが、ふと目にとまって買ってみたところ、思わぬ宝物を掘り当ててしまった。

16ラリの高級ソースと張り合える、驚異のコスパ

少し前に、同じくCarrefourで16ラリ(約900円)ほどするちょっといいパスタソースを(図らずしも)買って使っていた。

もちろん、16ラリの高級ソースにはそれなりのコクや、じっくり煮込んだような奥深い味わいがあって、「さすが高いだけあるな」と思わせてくれる違いは確かにあった。

だが、今回の6ラリソースと食べ比べてみて、思わず首をかしげてしまった。「あれ、ぶっちゃけそこまで大差なくないか?」

半額以下、どころか3分の1近い価格差を考えると、普段使いの選択肢としては圧倒的にこちらに軍配が上がる。安いからといって味がぼやけているわけでもなく、ニンニクの風味がガツンと効いていて満足感も十分だった。

同じくCarrefourで調達したコンキリエ(貝殻型パスタ)を茹で上げ、温めたソースと絡めて器に盛る。仕上げに乾燥バジルをパラリと少々振りかければ、あっという間に本格的な一皿の完成だ。シェルパスタの貝殻状のくぼみに濃厚なトマトソースとニンニクの旨味がしっかり溜まり、口に運ぶたびに小さな幸せが広がっていった。

「Carrefourおじさん」からの脱却を企てる

棚の離れた場所で思わぬ掘り出し物に出会えた満足感に浸りつつも、ふと我に返った。「自分、最近あまりにもCarrefourにばかり通い詰めていないか」。

このままでは近所の人に「Carrefourおじさん」というありがたくない称号を授けられてしまいそうだ。便利で何でも揃うからとついつい足が向いてしまうが、そろそろ「2nabiji」あたりにも顔を出してあげないと、なんだか浮気でもしているような申し訳なさが芽生えてくる。あっちの少しローカルで雑多な棚を真剣に掘り返してみたら、もしかすると今回のパスタソースを超える、さらに安くてウマい「神食材」が潜んでいるのかもしれない。

海外暮らしの食卓を豊かにする、私のスーパー巡りの探求はまだまだ終わりそうにない。

食後の余談、ニンニク臭という代償

満足感たっぷりでパスタを平らげ、キッチンで皿を洗い、清々しい気分で自室へ戻った瞬間のことだ。「ニンニクの匂い、すごいな」。

食べている最中は最高の香りだったはずのニンニクが、食べ終えた途端に一気に部屋へ充満し、まるでイタリアンレストランの裏口に立ち尽くしているかのような強烈な生活臭と化していた。美味しかった代償とはいえ、この空間で夜を過ごすのはさすがにちょっと厳しいなと感じてしまう。

こういう時、日本からお香を持ってきていればと心底思った。ゆらゆら立ち上る煙を眺めながら、ニンニクのガツンとした残香を白檀の香りで上書きしていく。そんな「部屋をリセットする儀式」ができたら最高だったのだが、無いものは仕方がない。今夜はおとなしく窓を全開にして過ごすことにする。

部屋の匂いを一瞬でリセットしてくれそうな、私の大好きな香りのお香はこちら。

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