このブログでは、トビリシでの自炊にまつわる小さな発見も記録しています。今回は、思い切って買った少し高めのオイルの正体が分かった話です。
思い立ったが吉日、レモンパスタを作ろう
今日の晩ごはんは、さっぱりとしたレモンパスタにしようと思いついた。思い立ったらすぐ行動、ということで近所のCarrefourへ買い出しに向かった。
オイルの棚の前で、小さな葛藤
目当てはオリーブオイルとネギの2つだった。

オイルの棚の前に立ち、ズラリと並ぶ瓶を眺めながら一番手頃なものを探す。手に取ったのは500mlのボトルで、お会計は16ラリ。金額を見た瞬間、「オイル1本に16ラリ(約900円弱)か、単品で見ると結構な値段だな」と一瞬怯んでしまった。それでも、これから先何十回もの料理を支えてくれる存在だと思えば、1回あたりのコストはむしろ安いのかなと自分に言い聞かせてカゴに入れた。
一方のネギは、野菜コーナーの量り売り。青々とした立派な束を一つ掴んで秤に乗せると、1束でちょうど2ラリほど。こちらは文句なしの優等生な価格で、少しホッとした。

切って混ぜるだけの、簡単レモンパスタ
部屋に戻り、さっそくキッチンに立つ。レモンパスタと言っても、手間はほとんどかからない。パスタを茹でている間に、ネギをトントンと小口切りにして準備しておく。
茹で上がった熱々のパスタをボウルに移し、前に買っておいたレモン汁、塩胡椒、そして今日思い切って買ったオリーブオイルをひと回し。そこに切ったばかりのネギをパラリと散らして、全体をササッと和えるだけだ。
「サンサオイル」の正体と、ダシパスタからの卒業
火を使うのはパスタを茹でるときだけ。「切って混ぜるだけ」の超簡単レシピなのだが、これがなかなか美味しかった。レモンのきゅっと甘酸っぱい酸味に、オイルのまろやかなコク。そこにネギのシャキシャキとした食感と爽やかな風味が効いていて、フォークが止まらない。
美味しく食べ終えてから、ふと手元のオイルのラベルをよく見てみた。そこには「OLIO DI SANSA DI OLIVA」の文字。
気になって調べてみると、これは「サンサオイル(ポマースオイル)」と呼ばれるもので、オリーブを絞ったあとの果肉や種から油分を抽出して作ったオイルらしい。どうりで棚の中で圧倒的に一番安かったわけだ。オリーブ特有の強い香りは控えめだが、クセがなくて加熱調理にも強いという特徴があるらしい。図らずも、海外スーパーの「最安値オイルの謎」が解けた瞬間だった。
思えば少し前までは、手軽で安上がりな「ダシパスタ」ばかり作って食べていた。手軽で旨味は強いけれど、それに比べるとこのレモンパスタは見た目も味も、なんだかすごく健康的だ(単純に少し飽きていたというのもある)。お金は少々かかってはいるけれど、身体に優しいごはんを食べたあとの満足感は段違いだった。
「まあ、何回も使えることを考えたら16ラリでも安かったのかな」。最安値の真相が分かったオイルボトルを眺めながら、次はどんな炒め物や料理にガシガシ使っていこうかと、早くも次の自炊に思いを馳せている。
今回使った「サンサオイル」はこちら
レモンパスタに使ったのは、オリーブの搾りかすから抽出された「サンサオイル(ポマースオイル)」。オリーブ特有のクセが少なくて加熱調理にも強いので、普段の炒め物や揚げ物にもガシガシ使えるコスパ抜群のオイルだ。人生、日々勉強である。



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