このブログでは、トビリシでの日々の買い出しの何気ない発見も記録しています。今回は、大好物になったトマトを巡る、ちょっとした幸せの話です。
かつて苦手だった野菜が、今では大好物に
ふらっと近くのCarrefourへ買い出しに出かけた。
今日のお目当てはトマトだ。実は昔はトマトが苦手だったのだが、大人になった今ではすっかり大好物の一つになっている。
野菜コーナーに足を踏み入れ、ツヤツヤとした赤いトマトを4つ手に取る。そして、この国の大きめのスーパーならではの、あの独特なシステムで会計へと向かった。
好きな分だけ選べる、量り売りのシステム
ジョージアの大型スーパーでは、野菜や果物は基本的に「量り売り」が主流だ。

一応パック詰めされた商品も並んではいるのだが、パッケージ代や手数料が上乗せされているせいか、少し割高な印象を受ける。だからこそ、自分で袋に詰める量り売りを選ぶのが自分の中では鉄板になっている。
パック詰めと違って、「今日は1個だけでいいな」という日も、「ちょっとまとめて買っておこう」という日も、自分の都合に合わせて自由に必要な分だけ買えるのが本当にありがたい。
買い方の手順もいたってシンプルだ。まず野菜コーナーに設置されているロール状の袋をシュッと引きちぎる。そこに欲しい分だけ野菜を詰めたら、近くにある専用の秤コーナーへ持っていく。秤の前にいる店員さんに袋を渡すと、慣れた手つきで重さを測り、バーコード付きの値札シールをポンと貼ってくれる。言葉が通じなくても何の問題もない、完成されたオペレーションだ。
レシートを見るまでもない安さ
シールを貼ってもらった袋を持ち、そのままレジを通す。シールに印字された数字を見て、思わずニヤけてしまった。
トマト4個で、たったの1.83GEL。日本円に換算するとおよそ115円前後だ。
日本で暮らしていた頃を思い返すと、時期によってはトマト1個で100円から150円ほどすることもざらにあった。それがこちらでは、立派なトマトが4個入って100円ちょっと。日本の1/4から1/5くらいの感覚で買えてしまう。
「1個分の値段で、4個買えてしまった」というこの事実。地味に思えるかもしれないが、海外で暮らしていく中でこういう小さな発見に出会う瞬間が、たまらなく愛おしい。
さて、どうやって食べようか
昔はあれほど苦手だったトマトを、まさか異国の地でこんなにも愛おしく眺める日が来るとは、人生とは分からないものだ。安くて新鮮な食材が手に入る環境は、それだけで日々の暮らしを少しだけ豊かにしてくれる。
袋から取り出した4つのトマトは、どれも真っ赤に熟していて実に美味しそうだ。そのまま丸かじりして素材の味を楽しむか、ざく切りにしてシンプルなサラダにするか、それともじっくり煮込んでパスタソースにするか。
1.83ラリの小さな幸せを噛み締めながら、今日の夕飯の献立をあれこれ考えている。
おまけ、トマトを引き立てる名脇役
ちなみに、シンプルにトマトを味わうなら、やはり美味しい塩が一番だ。
日本にいた頃に買って「この大容量でこの美味しさはコスパ抜群だな」と感動した岩塩があるのだが、熟したトマトにパラッとかけるだけで、それはもう最高の贅沢になる。



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