このブログでは、シェアハウス生活の中で生まれる人との繋がりも記録しています。今回は、一緒に暮らした仲間との別れの夜の話です。
避けて通れない、「別れ」の瞬間
海外生活を送っていると、どうしても避けて通れないのが「別れ」の瞬間だ。
先日、一緒に暮らしていたルームメイトが日本へ帰国することになり、シェアハウスのみんなでFarewell Partyを開いた。
夕方からみんなでぞろぞろと近所のスーパーへ買い出しに行き、キッチンに並んでワイワイと料理を作る。パン作りの得意なルームメイトが、オーブンで本格的なフォカッチャを香ばしく焼き上げてくれて、宴が始まる前から部屋じゅうに幸せな香りが満ちていた。

1人30GEL台で叶う、豪華すぎる家飲み
テーブルの上にずらりと並んだのは、コリアンチキン、サラミ、オリーブ、ヌードル、サラダ、チーズ、そして焼き立てのパンだ。

お酒ももちろんジョージア流だ。量り売りしてもらった甘口の赤ワイン「キンズマラウリ」を贅沢に3L、さらに1.5Lのビッグサイズビールを1本調達した。4人で思い出話をしながら、気づけばそれらを綺麗に飲み干していた。
これだけ豪華に食べて呑んで、お会計はなんと1人あたり30GEL(約1,600円)ちょっと。
外食もいいけれど、やっぱりジョージアでの「自炊+量り売りワイン」の組み合わせはコスパ的にも満足度的にも最強だと痛感する。気兼ねない仲間とテーブルを囲む時間は、何にも代えがたい。
「またどこかで」と言える寂しさと、温かい手紙
宴の終わり、日本へ旅立つルームメイトが「これ、今までありがとう」とちょっとしたプレゼントを手渡してくれた。そこには、温かいメッセージが添えられた手書きの手紙が入っていた。

普段の何気ない会話への感謝や、これからの夢を応援してくれる言葉がぎっしり詰まっていて、胸が熱くなった。別れ際にこういう心のこもった気遣いが自然とできる人は、きっとどこへ行っても誰からも愛されるのだろうなと思う。
ジョージアの首都・トビリシという街は、本当に人の入れ替わりが激しい。
よく言えば、短期間で世界中の面白くてフットワークの軽い人たちと出会える場所だということ。けれど悪く言えば、みんな行動力がある分、せっかく仲良くなっても次の国へ旅立ったり、それぞれの帰路についたりしてしまう。
「これで一生会えなくなるわけじゃない」と頭では分かっているし、お互い移動し続けていればまたどこかの国で再会できるかもしれない。それでもやっぱり、一緒に暮らした部屋から荷物が消え、見送るその瞬間は寂しさが押し寄せてくる。
出会いと別れが目まぐるしく交差するこの街で、一期一会の縁をこれからも大切に重ねていきたい。



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