引っ越し前の部屋で、蒙古タンメンを食い尽くした夜

トビリシの野良猫 Essay

このブログでは、引っ越し前の部屋で味わった特別な一杯も記録しています。今回は、日本から届いた貴重なカップ麺を食べ尽くした話です。

荷造りの合間に決めていた「あの一杯」

そろそろ次の家へ引っ越すタイミングが近づいてきた。荷造りで少しずつ生活感が薄れていく部屋のなかで、「よし、今日あれを食べよう」と決めていたものがある。

この間、日本から両親が遊びに来てくれたときに持ってきてくれたお土産、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本」だ。

蒙古タンメン

辛ラーメンは買えても、蒙古タンメンは買えない

こっちの街でも、大好きな辛ラーメンなら少し高いお金を出せばアジアンスーパーなどで手に入る。けれど、セブンイレブン限定の蒙古タンメンばかりはどれだけお金を積んでも絶対に買えない。だからこそ、この一カップはとてつもなく貴重なのだ。

日本にいた頃から大好きなカップ麺。お湯を注いで3分、湯気とともに立ち上る辛旨な味噌の香りに、思わず「ありがたいなあ」と声が出そうになる、何ならもう出ていたかもしれない。

蒙古タンメン開封

一口すすると、いわずもがなめちゃくちゃ美味い。

海外で暮らしていると、日本のカップヌードルのクオリティの高さには毎回感動させられるけれど、異国の地で食べる中本はまた格別だ。旨味の深さとパンチのある辛さが、身体の隅々にまで染み渡っていく。

納豆味変の思い出と、クライマックスの「1合投入」

そういえば日本にいたときは、よく納豆を入れて味変していた。あのドロッとした粘りとコクがスープに溶け込んで、マイルドになりつつも中毒性が増すのだ。今回はプレーンで挑んだが、やっぱり元々のベースが完成しすぎている。

そして、蒙古タンメンを食べるうえで絶対に外せないのが締めのアクションだ。

レンチンで炊き上げた熱々の白米を1合、残ったスープへ豪快に投入する。麺をすすりきったあとの赤々としたスープに米が泳ぐ姿は、どこか背徳的で、でも絶対に裏切らないビジュアルだ。

蒙古タンメンにお米を入れた

スープを吸った米をかきこむ時間まで含めて、まさに「遠足」のような満足感がある。

今の家で過ごす時間もあとわずか。日本からの最高のお土産で腹を満たし、次のステップへ向かう力をもらった気がした。ごちそうさまでした。

さらなる刺激を求めるなら「北極ラーメン」

ちなみに、蒙古タンメンよりもさらに上の辛さを求めているなら、夏季限定で登場する「北極ラーメン」も外せない。

蒙古タンメン中本の店舗でも屈指の辛さを誇る名物メニューで、カップ麺版も容赦のない激辛仕様だ。普通の蒙古タンメンじゃ物足りなくなってきた人や、まだ挑戦したことがない激辛党にはぜひ一度食べてみてほしい。ネット通販ならまとめ買いもできるので、辛党の方はぜひ。

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