両親とトビリシ2日目。クロニクル、大聖堂、そして父が買ってくれたレコード

Stamba bakeryのパン Essay

このブログでは、両親とのトビリシ旅行の記録を書いています。今回は2日目、名所巡りと思わぬハプニングが詰まった1日の話です。

朝はベーカリーから、シナモンロールを半分こ

朝の空気は少しひんやりとしていて心地がいい。2日目の始まりは、スタイリッシュなベーカリー「Stamba Bakery」から。

stamba bakeryのパンコーナー

それぞれ好きなパンを選んでテイクアウトし、近くの広場で朝食タイムにした。私はシナモンロールとクッキーを選び、父と半分こしながら頬張った。朝の光の中で食べる甘いパンは、それだけで特別な一日を予感させてくれる。

日本愛が止まらないタクシードライバーとの出会い

朝食後、トビリシの中でも個人的にお気に入りのスポット「クロニクル・オブ・ジョージア(Chronicles of Georgia)」へ向かうため、配車アプリでタクシーを手配した。

車に乗り込むと、ドライバーの男性が超のつく親日家だった。「日本の文化も日本人も大好きなんだ!」と、道中ずっと楽しそうに日本の話をしてくれた。

話を聞くと、彼は日本の寿司に入っている「卵焼き」が大好物らしい。ただ、ジョージアの寿司屋には卵焼きが置かれていないらしく、「どうしても自分で作りたいから、もしご両親が帰国したら専用の調理道具を送ってくれないか? もちろんお金は払うよ!」と頼まれて思わず笑ってしまった。国境を越えたまさかの「たまご焼き熱」に、車内は終始なごやかな雰囲気に包まれた。

巨石の圧倒的な存在感と、まさかの「再会」

車に揺られて到着したクロニクルは、相変わらず圧巻のスケールだった。私自身は来るのが2回目だったけれど、初めて訪れたときと同じくらいの感動と恐怖に近いインパクトがある。

Georgia of chronicle

見上げるほど巨大な黒い石柱の群れに、両親も言葉を失って驚いていた。青空とのコントラストが美しく、お互いに写真を何枚も撮り合った。

ゆっくりと回ったあと、次は「至聖三者大聖堂」へ移動しようと再びBoltでタクシーを手配した。すると、やってきたのはまさかさっきと同じドライバーだった。

「またお前か!」とお互いに大爆笑。再び彼のマシンガントーク(もちろん日本の話)に花を咲かせながら、大聖堂へと向かった。

至聖三者大聖堂

到着した大聖堂は、世界の教会ランキングでも上位に入るほどのスケール感を誇るだけあって、とにかく迫力がすごい。聖堂の中にも足を踏み入れたけれど、天井の高さと厳かな静寂、光の差し込み方に、ただただ息をのむばかりだった。

至聖三者大聖堂

絶品ジョージア料理と、母が絶賛した一皿

たくさん歩いてお腹が空いたので、昼食は「Georgian House」へ。

Georgian house レストラン

ジョージア名物の「ヒンカリ」、豚肉の串焼き「ムツヴァディ」、そして個人的にジョージア料理のトップランキングに入る「マッシュルーム with チーズ」を注文した。キンキンに冷えたビールと、目が覚めるほど甘酸っぱいフレッシュレモンジュースで乾杯した。

ヒンカリ

ジュワッと旨味が溢れるマッシュルームと濃厚なチーズの組み合わせには、母も「これは本当に美味しい!」と大絶賛。お気に入りの味を家族に喜んでもらえるのは、やっぱり嬉しいものだ。

ソコ・スルグニ

Fabrikaのレコード屋と、父が買ってくれた1枚

食後はクリエイティブな複合施設「Fabrika」へ足を延ばした。

施設内にある雰囲気抜群のレコードショップ「Vodkast Records」に入り、ひたすらディグる。父も私も夢中になり、それぞれお気に入りの1枚を選ぶことにした。

VODKAST レコードショップ

父が選んだ盤はGeorge Michaelの『Careless Whisper』(45回転LP)、私が選んだ盤はChet Bakerの『Chet Baker Sings』(LP)だった。

レジに向かうと、なんと父が私の分のレコードも一緒に会計してくれた。いくつになっても、父親に買ってもらうレコードはどこか誇らしくて、胸にグッとくるものがある。

Chet Baker レコード

海外マックの探訪と、チュルチュヘラの「不合格」

夕飯は、「日本のメニューとの違いを楽しみたい」というリクエストでマクドナルドへ向かった。

私は「トリプルチーズチリバーガー」のセットを注文。スパイスが効いた安定の旨さで、日本のラインナップにはない海外ならではの味を堪能した。

トビリシのMacdonald

食後のデザートは、地元のアイスブランド「Tolia」でソフトクリームを買うことに。言葉の行き違いがあったのか、オーダーとは違うフレーバーが出てくるハプニングが発生した。それでも「これも海外旅行の醍醐味だよね」と3人で笑い合い、そのまま美味しく食べた(私はやっぱりバニラが一番好きだと再確認した)。

バニラソフトクリーム

ホテルの道中では、ジョージアの伝統的な果汁&ナッツのお菓子「チュルチュヘラ」の専門店に立ち寄り、母が試しにひとつ購入してみた。一口食べてみて「うーん、ちょっと微妙かも(笑)」と一言。残念ながら日本へのお土産予選からは敗退となってしまった。

チュルチュヘラ

ロビーでのプチ飲み会と、深まる夜

朝から晩まで街を縦横無尽に駆け回ったので、夜にはみんな流石にお疲れ気味だった。

そこでホテルの近くにある「Spar」で缶ビールとサラミなどのちょっとしたおつまみを買い込み、ホテルのロビーでこぢんまりとしたプチ飲み会を開催した。

ドリンクとつまみ

今日あった面白い出来事を振り返りながら、要所要所でこれからの生き方や家族についての深い話ができた。お互いの距離が近いからこそ、素直に語り合える時間。2日目もまた、忘れられない濃密で最高の1日になった。

(Day3へ続く)

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