トビリシの激安古着店「Humana」攻略。狙うべきは何ラリのタイミングか

トビリシのフリーマーケット Essay

このブログでは、トビリシでの節約ショッピングの工夫も紹介しています。今回は、現地の激安古着チェーンで学んだ、買い物のタイミングの見極め方についてです。

価格がどんどん下がる、カウントダウン式セール

ジョージアの首都トビリシで古着好きなら、一度は名前を耳にしたことがあるはずのチェーン店「Humana」。

ここでは新しいコレクションが入荷した後、次の入れ替えに向けて価格が段階的に下がっていくカウントダウン形式のセールが行われている。最終的には全品1〜2ラリ(約60〜120円)という、もはや服の値段とは思えない領域まで下がるのがこの店の名物だ。

今回は、実際に「3ラリ(約180円)」と「1ラリ(約60円)」のタイミングで挑んでみて分かった、Humana攻略の実態を書いておきたい。

1ラリは「焼け野原」、本当の狙い目は5ラリ前後?

友人にセールの仕組みを教えてもらって最初に足を運んだとき、私が体感したのは「安さを極めるか、掘り出し物を残すか」という駆け引きだった。

実際に価格帯ごとの雰囲気を比べてみると、おおよそこんな感じになる。5ラリ前後(約300円)は、おそらく一番の狙い目だ。まだデザインの良い服や状態の良い服が残っており、宝探しの質が一番高いタイミングと言える。3ラリ(約180円)の時点では、「お、これいいじゃん」と思える一着がごく稀に残っている程度で、人気どころはほぼ姿を消している。1ラリ(約60円)まで来ると、正直もうほとんど何も残っていない。まさに「焼け野原」状態だ。

1ラリまで待てばタダ同然になるが、その分選択肢自体がほぼ消滅してしまう。「安さ重視なら3ラリ、クオリティも欲しいなら5ラリかそれ以上」を狙うのが、Humana攻略の最適解だと感じている。

そもそも、メンズものは圧倒的に少ない

ちなみに、Humanaに足を踏み入れて最初に感じるのが「メンズ服の少なさ」だ。

レディースに比べて元々のラインナップや入荷数自体が少ない印象で、セール終盤になればなるほど、メンズの良いデザインや良いサイズ感のものは一瞬で消えていく。だからこそメンズ狙いの人は1ラリまで粘らず、5〜3ラリあたりの段階で仕留めるのが鉄則だ。

3ラリで手に入れた、脈絡のない戦利品たち

そんなメンズ激戦区の中、3ラリ期間中に粘って掘り出した戦利品が3点ある。

まず、カナダの「バンフ(Banff)」と書かれたTシャツ。以前カナダに住んでいたこともあり、思わず手に取ってしまった。次に、ハリー・ポッターの「ホグワーツ」ロンT。約180円で大好きな作品のTシャツが買えてしまうとは、ちょっとした奇跡だ。部屋着として重宝していたが、さすがに今の季節は暑くて着ていない。最後に、使い勝手のいい薄手のジャケット。

どれも1着あたり約180円。ファストファッションすら霞むレベルの破格である。

ちなみに、ロンT以外は後日友人にあげてしまった。こうして「安く手に入れたからこそ、気軽に人にあげたりシェアしたりできる」というのも、Humanaでの買い物の面白さの一つだと思っている。

トビリシで宝探しをするなら

Humanaは単に「安く服が買える場所」というだけでなく、「いつ攻めるか」という心理戦と、「思わぬ掘り出し物に出会えるか」という宝探しが詰まったアミューズメントスポットだ。

もしトビリシでHumanaのセールを見かけたら、ぜひ5ラリから3ラリあたりのタイミングで棚の奥底を掘り返してみてほしい。思わぬ名品、あるいは謎の観光地Tシャツが、あなたを待っているかもしれない。

おまけ、格安古着を快適に着るために

Humanaで掘り出した服を着ていて、「これ日本から持ってくればよかったな」と思ったものがある。色柄物にも使える日本の「ワイドハイター(酸素系漂白剤)」だ。

激安古着はどうしても特有の匂いが気になることがあるが、柄物のロンTやTシャツでも気にせずドバドバ漬け置きしてスッキリ除菌・消臭できる、あの安心感はやはり強い。180円で手に入れた服も、日本の洗剤でしっかりケアすれば一気に快適なお気に入りへと化ける。海外に長めに滞在する古着好きなら、1本持ってきておくとかなり重宝するはずだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました